現代の生活の必須インフラを扱える資格、一陸特って何だ?


無線通信技術者が取得する一陸特の資格について

あまり聞きなれない資格の略称である一陸特は、第一級陸上特殊無線技士というのが正式名称であり、私たちの生活インフラであるスマートフォン向けの基地局設備、消防や警察といった行政無線設備やテレビの中継設備といった無線設備を取り扱う技術者が持つ国家資格です。この資格の取得には、合格率が3割程度といわれる国家試験をパスしなければなりません。しかし、難関を突破することで、その先にあるメリットも多いといえます。

国家試験である一陸特の受験に向けておさえておくこと

一陸特の試験は、「無線工学」と「法規」の2科目で、合格率は30%前後と、一陸特の下位に当たる二陸特や三陸特の試験から比べるとかなり難しい試験といえます。ただし、各年度の6月、10月、2月の計3回開催されるので、受験の機会は少なくないといえます。この試験に合格するには、無線工学の試験を無難に乗り越えるのがポイントといわれており、過去の計算問題や知識を問う問題から、先ずは傾向を把握することが大切です。

一特陸を持つことで享受できる良いこととは何か?

一陸特の取得で得られるメリットは、通信規格や通信デバイスの進化が著しい通信業界では常に仕事があることと、通信機器を搭載したさまざまなIoT機器が市中に増えたため、仕事の幅も広がり、結果的に賃金アップや転職の機会に恵まれることです。この資格を持つことは、無線通信に関する技術者として、高い専門知識と高度なスキルを有する証明となり、自身の市場価値を高めることになります。よって、トライする価値のある資格といえるでしょう。

第一級陸上特殊無線技士は電波法施行令により定められている国家資格で、一陸特と略されます。6月、10月、2月に国家資格が行われます。

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